川上宗雪宗匠による供茶式 |
天心を偲ぶ 第4回「妙高山天心茶会」が、赤倉天心山荘において、去る9月3日、4日に開催された。主催は妙高山天心まつり実行委員会。毎年、天心山荘に江戸千家家元が釜を掛け、山荘近くの庭では裏千家新潟支部の方々による野点席が設けられる。 赤倉は、1913(大正2)年9月2日に岡倉天心が没した地で、病弱となっていた天心が山荘を作り、終焉の地とした訳が肌で感じられるところである。 毎年、家元はこの山荘に異なった工夫で釜を掛けられている。今回は天心の思想を反映させた道具組みであった。地元の方々も大勢茶会に参加された。 両日とも曇天。朦朧体のごとく霧が美しい風景であった。 |
岡倉天心六角堂には、天心の胸像(平櫛田中作)が安置されている |
霧の妙高高原 |