先代名元庵の遺影にお抹茶が供えられた
名元庵宗匠の墓前に参拝
平成二十九年三月二十六日は、先代九世名元庵宗雪宗匠の五十回忌となり、去る三月三十日、菩提所谷中安立寺において、法要の式が営まれました。本堂に家元が御茶を献じられ、ご家族、古参の社中代表の方々のお焼香が行われました。その後墓前に各々、香を手向けられ、半世紀の御報告と御礼を申し上げました。
咲き始めた桜を見ながら、上野精養軒での会食となり一同盃を交わし、和やかに思い出のお話が続きました。
四十七歳の若さで亡くなられた御先代ですが、終始穏やかな人柄が偲ばれ心に残る一日となりました。江戸千家社中一同としてお参りさせていただきましたことを茲に御報告申し上げます。