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第59回東京不白会春の茶会

平成20年4月6日(日)
於 音羽護国寺茶寮

■月光殿
家元席
江戸千家東京不白会春の茶会家元席 大広間の家元席
家元席,大床 炉辺 取合せ 花まつり
 今年の桜は早咲きでした。散り際も風情ある光景です。花祭が祝われる好天のもと、恒例の春の茶会が華やかに開かれました。
 改修工事でしばらく使用出来なくなる月光殿の家元席からは、笛の音が流れてきます。風雅な空気漂う大広間で、お抹茶をゆっくりと味わう。会津八一の掛軸の五言対の語のように、山中にたたずむが如き世界が拡がりました。
 家元と笛の師匠藤舎理生さんの姿がお点前と調和しておりました。
【会記】
      笛 藤舎流 藤舎理生 
 床  会津八一筆
      本是山中人 愛説山中話
 花 白花万作 白長楽
 花入 高麗青磁 下蕪
 香合  影青合子
 隅炉
 釜  責紐 雪輪紋   長野烈作
 炉縁  鉄刀木 雪輪蒔絵
 水指  信楽 瓢形
 茶入 時代桐蒔絵
     茶碗  御本 銘 山桜
   替 萩
 茶杓 宗雪作 銘 平成
  建水  曲
     蓋置  青竹
         御茶  余韻の昔 三丘園詰
 御菓子 武蔵野   半田 松華堂
  器  九谷大皿
     呉須鉢
               他

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