第六回妙高天心茶会
平成十九年九月二・三日
於 新潟県妙高市 赤倉天心山荘
主 川上宗雪
恒例の妙高市赤倉天心茶会も今年で第六回を迎えた。これまでになかった好天のなか、家元による岡倉天心への献茶、続いて山荘での茶会が開かれた。床の掛物は「無心雲自閑」。地元からもたくさんの参加者があり爽快な高原の二日間を堪能されていた。
天心の肖像が掛かる山荘の家元席
開け放たれた窓から陽光が降り注ぐ。
地元のお客様もくつろぐ。
竹台子飾り
【会記】
床 不白筆
無心雲自閑
花入 古銅鶴首
花 木ささげ 鶏頭
香合 夕立蒔絵
竹台子飾り
切合せ 風炉釜
皆具 亀甲 五智窯
茶入 不白好 菊平棗
茶碗 高麗青磁写 柳原焼
(久留米藩お庭焼)
替 魯山人作 銘 雲の峰
茶杓 一元斎作 銘 蓮葉
御茶 星の昔 八女 星野園詰
御菓子 最中 銀座 空也製
器 尾長鳥蒔絵 高坏