2016年10月1日
「自宅の茶」を終えて
市川宗恵(長野不白会)
去る十月、自宅の茶の亭主をはじめて実践いたしました。二グループを二日にわたりお招き致しました。
当日までの準備にはもちろん不安もありましたが、楽しいものがありました。
掛物は亡き義父の思い出の軸で月に薄と鶉の画賛。花入は虎班竹の籠。お花は水屋お手伝いのお仲間が用意して下さいました。
道具組は中置でと考えながら持ち合わせの少ない中で準備を進め当日を迎えました。点心席もお仲間が何品か持ち寄って下さり半月盆が賑やかになりました。
勉強不足、経験不足を、客様、そして水屋と半東などをお手伝いいただいた皆様方に助けられ何とか二日間を終える事ができました。
拙い自宅の茶を終えて改めて今、お茶のお仲間のひとりひとりに感謝の気持ちでいっぱいです。
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