2008年10月5日
軸飾り、花入飾りから学ぶ
宗康先生招請研究会−【小習十三箇條から】
神岡春雪(高田不白会)
十月五日に宗康先生をお迎えして、軸飾り並びに花入飾りの研究会が行われました。
日常では何気なく床にお軸を掛けておりましたが、軸飾りは名物軸、宸翰、特別に意味ある軸の時に行う趣向で、正客の所望によって、掛けてお見せするものであること。その目的と軸の掛けおろし、巻き方などのご指導をいただきました。重きものであれば自然に丁寧に扱うことが必要になるのではと感じました。軸飾りに限らず、日常でも掛物を掛ける準備を面倒がらず、気持ちを集中させる時間であるという教えを改めて認識いたしました。
花入飾りの研究会では、名物花入を披露する特別の趣向であることを学びつつ、日常では、花入を先に決めがちですが、花入よりも花が主であること、この花にどの花入がよいか組み合わせを考える、ことが大切であることもお話下さいまして、大変よい勉強をさせていただきました。
軸の扱い方を指導
花入飾りの実技
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