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2024年6月30日

山形家元招請研究会

家元招請研究会〈課題:茶通箱〉

船山宗恵(山形不白会)

 これまでリモートでの研究会が行われていましたが、四年ぶりに家元をお招きする研究会が行われました。パソコンを介してではうまく話すこともできず緊張してしまいます。やはり直接にお会いしてお話できることを参加者一同楽しみにしていました。
 まずは軽い体操で身体を慣らしましたが、コロナ禍で茶の湯の稽古を三年もお休みし足腰が弱ったことを感じました。身体作りの大切さを感じます。
 課題は茶通箱でしたので、箱の扱いや、指の動きに注目していましたが、家元は、茶通箱の本来の目的は、箱の扱いではなく、二種の抹茶を飲み比べる楽しみであると強調されました。実践では次客になり濃茶を二服いただき、味わうことを幸せに感じました。

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