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2024年5月19日

高知家元招請研究会

家元招請研究会〈課題:台天目〉

松本宗泉(高知不白会)

○今回の研究会で印象に残っているのは「茶会の主役は誰か」ということです。主役はお点前をする人ではなく、客人であること。「台天目」では、如何に貴人に快く過ごしていただくか、そのためのおもてなしであること。分かっていた事ですが、どうしてもお点前や半東の方の動きばかり見て本来の意味を見失っていたように思います。
 茶の湯の本質を考えながら、今後も楽しくお稽古していきたいと思います。また日常でもお抹茶を身近に感じて行きたいです。

        伊藤温雪(高知不白会)

○昨年の研究会では本格的な体操でしたが、今回のように和服で出来る範囲、お話を正座で聞いた後に軽いストレッチのように足や身体を伸ばすのは大変心地よく感じました。こうしたストレッチ的な部分をお稽古の途中に取り入れるのは良いことではないかと感じました。個人的には年齢相応に筋力の低下を感じており、筋肉トレーニングジムに通い初めておりますが、根を詰めてやるとかえって筋肉や節々が痛みます。それに家元の体幹を正す体操を組入れることでよりよい体力維持運動になるのでは、と感じております。

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