曽原宗香(熊谷不白会)
午前中の体操では、家元と一緒に爽やかに身体を動かし、その際「体操は身体への旅」と心得よとお話いただきました。 「興味をもって自身の身体と向き合うこと」で、「自身がこうありたい、そこ(旅先)にたどり着くためには、どのように、どのような行程(体操)を経ていけば、よいかを考え、どのような心持ちで日々を過ごすべきか」をご教示いただいたものと理解しました。効果的な身体の動きのみならず、今後、自身のどのような姿を意識して人生を歩んで行くかを意識し、実践して行くべきヒントをいただいたものと実感しております。 午後の花付き花月では、美しく生けられた花と、花月の楽しみを興味深く拝見しました。そしてコロナ禍に適応した新たな形の、札なし花月では、永きにわたり時代とともに進化するその過程を目の当たりにし、貴重な経験をさせていただきました。