2023年4月23日
新潟家元招請研究会
家元招請研究会
中尾宗禮(新潟不白会)
久し振りに宗匠、新柳様をお迎えできました。
二十三日は、支部会員「体操と札無し花月」。
二十四日は、上伝以上の会員「花月いろいろ(花付、香付、札なし)が課題でした。
体操十種〝身体への旅〟、分かり易い説明をしながら体操を実演いただき、二倍お疲れになられたことと存じます。
お茶にかかわっていられる日を少しでも長くと願いながら、楽しませていただいております。
宗匠は、「茶席の客になった時、目を閉じて座ってみる」ことをご提案くださいました。馴れるとお点前の様子がわかるようになるかも......。目だけに頼らず五感を均等に働かせ、それを鏡に自分自身を見つめてほしいということでした。改めて心に残る良いお話でした。
岩原朋子(新潟不白会)
家元の持参された「無事」の掛軸が、コロナ禍を生き抜いて集まった皆を称賛してくれているようでした。「小習」は掛軸の掛け替えについて。新柳先生の実演と講義は、お茶の作法を超えて物事の進め方、仕事をする上での態度としても心に響きました。丁寧な所作というものは、貴重なものを大切に扱う心を育てると共に、思いがけない事故を防ぐ上でも大事なことなのだと教えて頂きました。日頃、効率や時短ばかりを優先して過ごす自分を省みるよい機会となりました。
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