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2019年7月13日

2019年度 家元教場研究会レポート(6)

「茶を掃く」に思う

上村宗貴(土B:東京不白会)

 先日は研究会におきましてご指導を賜り誠にありがとうございました。「茶を掃く」ということが、単に茶入れの準備を整えることにとどまらず、石臼を用いて茶を挽き、心を尽くして客人を想った時代を意識することでその意味合いが全く違うものに感じられました。
 テーブル茶の実践では、最高の一服を振る舞うことに思いを巡らせながら、日常を深く生き抜くということを考えさせられました。
漢字から平仮名が生まれたように型を学びながら、どこまで自分なりに柔らかな気配へと変容できるか、更に日々の稽古に励みたいと気持ちを引き締めた次第でございます。

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