2019年9月8日
新潟不白会家元招請研究会
家元招請研究会
◦身体の内側を見つめながらほぐす
石橋モユ子(新潟不白会)
研修会では約半日近く、体操十種の指導をして頂きますが、私はとても気に入っています。足の指から始まり、足首、ひざ、腰、上半身へとゆっくりと身体の内側を見つめながらほぐしていく体操。やがて身体の中からエネルギーが充ちてくるような感覚になります。上虚下実。そして、心静かにおだやかで美味しいお茶が点てられるような気がしてまいります。
正座が苦手で足が痛くなりますが、この体操でやわらぐのを期待し、体操をしてからお稽古に向かいたいと思います。足をいたわりながらお茶を続けていきたいと思います。
ありがとうございました。
◦家元招請研究会に参加して
本間辰夫(新潟不白会)
燕喜館にて家元をお招きして研究会が行われました。家元のご指導で「体操十種」から始まり、小習である「お茶を掃くこと」そして「テーブル花月」が行われました。
私自身感じたことですが、お稽古で良い姿勢でいようと意識をしていますが、いつも難しく感じています。体操は良い姿勢が身に付き、体力づくりにも繋がっていいと感じました。
客を迎える前の水屋の支度中で、特に大切な小習いである「お茶を掃く」のやり方とその心構えの大切さを家元より直接ご指導いただき深く感銘いたしました。
「花月」は私自身あまりしたことがございませんが、正直「テーブル花月」を初めて拝見し、斬新だなと感じました。雰囲気がいいので茶道を始めてみようという方や私のような初心者には楽しめるやり方だと感じました。あっという間の楽しい有意義な勉強会でした。
◦お客様を心からおもてなしをする大切さ
小林賢子(新潟不白会)
「お茶を掃く…」の意味、静電気はかきまわすと良い…、茶掃箱の扱い方、小さな疑問がすっきりと解決した家元招請研究会でした。
体操では手のひらの力、筋肉の大切さ、正しい姿勢の取り方などをお家元自らの実践と詳しい説明で教えていただきました。
「決して無理はしないで下さいね…」とお家元のお優しさともとても印象的でした。
一服のお茶をしっかりと準備をして心を込めて点て、お客様を心からおもてなしをする大切さを改めて勉強させていただきました。
翌週の社中のお稽古では、花月の「ハイタッチ」で残暑の中、お稽古場は笑いであふれていました。こんな風景もまた楽しいかと…。
お茶を始めて八年目となりますが、お茶は私の生活をより豊かにし、素晴らしい出会い、そして行動をも広げてくれます。今回の研究会でで、お茶の旅に九州を訪れたくもなりました。(もちろん農閑期に…)
また是非参加したいと思います。ますますお稽古にも励みたいと思います。
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