2019年6月9日
大分不白会家元招請研究会
家元招請研究会
◦初めてのテーブル花月
緒方佐和子
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体操十種は運動不足の私にも取り組み易い内容で、前半で早くも汗ばみ、全身の血液が勢いよく流れ出すのを感じたほどでした。日頃伸ばせていない部分のストレッチもあり、股関節の硬さを自覚しました。快適な老後をイメージし、今から筋力を蓄える努力をしたいと思います。
テーブル花月は初めてのことで、興味津々。亭主とお客の距離も近く、札の扱いも、折据の扱いも手元がよく見えて稽古になると思いました。お盆点てで時間もかからないので何度もお茶を点てられますし、いろんな人が立てるお茶が飲める楽しみも有ります。座代わりですれ違う際にハイタッチがあったのには驚きましたが、今回のお当番は若い人達だったこともあり楽しさが倍増したように感じました。
◦テーブル茶ならの「おしゃべり花月」
工藤宗睦
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別府豊泉荘での研究会。課題は、体操、掛け軸の扱い、テーブル花月でした。
私はテーブル花月で亭主をさせていただきました。初めてのことでしたので、家元の指導のもと進めました。まず、着席し亭主が茶を絶てる。そこから折据を回し「月」の飲む方を決める。同時に「花」を引いた次の点前者が亭主席に移動。すれ違うときに「ハイタッチ」を勧めていると、家元。テーブル茶とは和やかな雰囲気でお茶を飲んで楽しむもの。そこに花月というゲーム性をプラス。より楽しめるような仕掛けです。ハイタッチをすると自然に皆さんが笑顔になりより場が和みます。本来花月は無言で滞りなく進む式法ですが、テーブル茶ならではの「おしゃべり花月」もいいなと思いました。
家元の「楽しそうで良かったのですが、作法や手順ばかり気にして、おいしいお茶を点てるという当たり前のことをおざなりにしていませんか」という言葉が心に響きました。
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