2017年6月17日
亭主になって気付くこと
家元教場研究会 - 自宅の茶
中野里雪(新潟不白会)
初座 テーブルにて洋食
床 啐啄 中川一政
料理 ワイン 吟醸酒
前菜 キスのマリネ バゲット添え
ホワイトアスパラガス
コンソメスープ
のどぐろのハーブ焼
とりどり野菜の梅ゼリー和え
生姜ご飯 香の物
葛焼
後座 小間にて濃茶 続き薄茶
床 竹 掛花入 田中泰阿弥
花 マツモトセンノウ 鳥足ショウマ
ツリフネソウ
茶碗 斗々屋
●感想
一、お客様が興味を持って話をリードしてくださり、そこから話が発展し、つながりや共感を持つことができました。ひとえにお客様の力で交流を深められたと感じています。
一、自宅の茶では自分の今まで生きてきた全てが出ると思います。良いものを見たり、感じたり、考えたりする毎日の積み重ねが大事だと痛感しました。
一、たどたどしい亭主でも、周囲がしっかり支えてくれましたので、安心しておいしいお茶を点てることに専念できました。茶事はチームプレイ、数多くの作業と準備を整えてくださった半東さんと水屋がいてこそと感じました。
一、漠然とした不安や自信のなさが実践をとおして具体的な課題と解説策に変わりました。実際に亭主を務める事で何を勉強したらよいのかがよりはっきり見えてきました。(お迎えつけや、水のまき方等)
一、洋食では前半、盛り付けた料理を銘々にお出ししたので使用するお皿が多すぎたようです。あらためて向付の器を最後まで利用する会席料理の合理性に気付きました。
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