2017年5月9日
自宅の茶―庭の芽吹きをご馳走に
家元教場研究会 - 自宅の茶
白井宗節(福島不白会)
我が家は山の中の長閑な所なので、芽吹きを眺めながら一服差し上げたい旨案内状を送付しました。高知の石元様、東京の中村様、阿部様から参加のご返事をいただきました。
当日、半東役の太田さんに車で迎えに行ってもらい、出迎え挨拶の後、十一時三十分から、八寸程度で一献。私も持ち出し一緒に話をしながら戴きました。
中立の後、待合でお菓子を差し上げ、鳴物で茶席へ入席いただいて濃茶付薄茶にしました。
亭主として一番良かった事は、招いた目的の芽吹きを眺めることが出来たことです。庭の一番美しい時に来ていただくことができました。主人が手入れしている庭でつつじが色とりどりに咲き誇り、この日牡丹が満開になりました。
遠方からお出でいただき恐縮でしたが、実施できた満足感を味わいました。
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