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2015年5月17日

招請研究会の半東を担当して

家元招請研究会

今井光雪(熊谷不白会)

 初夏とは思えない暑さの五月十七日、お家元、博之様をお迎えして熊谷支部の研究会が行われました。
 課題は「且座」で、私は半東を担当しました。基本の「且座」でも半東は動きの役割ですが、お茶事の形式で行うにはどのような動き方をしたらいいのか少し不安もありました。
 いつものように体操で身体をほぐすことから始まり、続いて「且座」の準備をする時の心構えと注意点についてのお話がありました。内容は『ひとゝき草』四月号に詳しく載せていただいてありますので省きますが、どのようにしたらお客さまに楽しんでいただけるかを常に考えながら準備をすることの大切さがよくわかりました。
 一献のあと、濃茶、薄茶と進み、無事に課題が終わりホッといたしました。 
 昼食後、参加者全員でお薄をいただいた後、思いがけず、お家元が篠笛を吹いてくださいました。澄んだ音色を間近で聞かせていただ緊張が解けていくようでした。
 研究会に取り組む姿勢や当日の会の進め方など、反省点も多く残りましたが、今後の課題として行きたいと思います。

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