2014年10月21日
自宅の茶亭主を引き受けて
家元招請研究会−【自宅の茶事】
橋本光雪(山形不白会)
山形不白会は、教授者会員が四つの地区に分かれて各会場の趣向で実践の運びとなりました。
日下宗愛、小室宗加、芳賀宗紀、橋本光雪の四名が亭主を務めました。
私は二年前体調を崩し、手術を致しました。その折、お茶仲間の皆様より優しい言葉と励ましをいっぱいいただき、茶の湯という趣味を長年持ち続けてよかったと心より思いました。この度お家元をお迎えするに当り、心身とも不安でしたが、体調もよく元気にお迎えできたこと何よりでした。
お家元には直におもてなしの心、茶事の流れ等々をを、そして会食の時も茶を点てるにも自分が亭主である自覚をもつことの大切さを改めて学びました。和やかな会話を楽しみましたこと、夢のようです。今振り返り反省もありますが、これからの課題としていきます。
お家元より主人にお声をかけていただき、夫も素直に同席し、会話が弾んだことも収穫でした。お家元の優しいお人柄と見識の深さに触れ感動した様子です。私と娘が何のために茶の稽古をやっているのか、改めて興味と理解が深まったようで嬉しく思いました。
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