2009年3月22日
すべてはお茶をおいしく飲んでいただくために……
家元招請研究会−【炉・正午の茶事】
坂口宗千(新潟不白会)
まずは、客と亭主が近寄って炭をつぐ
お家元招請の春の研究会、今年度のテーマ「炉・正午の茶事」をご指導いただきました。
もてなしのご馳走は、少しくらい略しても、流れをつかむ事というお教えでした。ご挨拶を交わすこと一つ、火を起こすこと一つ、お食事やお酒を振る舞うこと一つ、お菓子を差し上げること一つ、全てお茶をおいしく飲んでいただくための心配りで、お茶事が催されるということが、よく理解できました。
ただお茶を差し上げることの、どのあたりまで自分が会得できているのか、が、私の稽古を続ける課題です。秋の研究会までには、一層お茶が深くなっているようにと思いました。
お茶事のメイン・濃茶点前−亭主が服加減を正客に問う
初座での懐石−亭主と客が近づく場
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