江戸千家 >  不白会だより > 茶の湯を生活のなかに…研究会に改めて思う

2008年10月19日

茶の湯を生活のなかに…研究会に改めて思う

家元招請研究会−【茶会の実践】

飯田宗美(須坂同好会)

茶事の記念の家元色紙
茶会の亭主を務めた思い出に
茶会の反省会の様子
茶会後の報告会では、各席の報告から多くを学ぶことができる
 里の木々も色付き始めた十月十九日、お家元にご出座いただき本年の課題である「茶会の実践」の研究会が行われました。
 午前中は、三名の席主宅へ、それぞれお招きいただき、午後は一堂に集い、部屋のしつらえのこと、心尽くしの料理のことなど、迎える側の工夫あり、苦心ありの様子や、客側の楽しく過ごした様子などが、充実感、達成感も交え、語られました。
 お家元からは、これを機に、折々実践を重ねてとのお話をいただきました。
 席主は、お家元直筆の色紙を頂戴し、喜びと共に、新たなる目標を広げたことと思います。
 実践の研究会は、会を重ねる毎に、お茶事の楽しさや、日常生活に自然な形でお茶を取り入れていけたらとの思いを一層強くいたします。
 また、どのような疑問や迷いに対しても、耳を傾け、一つ一つ丁寧にお答え下さり、お家元からこまやかなご指導を直接賜る幸せを感じ、お茶を続けて来たご褒美かもしれないと思えた研究会でした。

カテゴリー:研究会/家元招請研究会 「茶の湯を生活のなかに…研究会に改めて思う」のリンク