2022年11月6日
上越茶道会茶会
高田不白会 青峰会
十一月六日、第二十七回上越茶道会茶会が高田別院にて開催され、二席のうち、一席を青峰会が担当しました。実に三年ぶりです。コロナ禍の終息が見えない中、万全の感染対策を講じ行われました。
当日は好天に恵まれ、十一月としては気温も高く絶好の茶会日和でした。
流祖不白筆「水月ノ絵」が皆様をお迎えし、季節の花、ビナンカズラと秋丁字が更に彩りを添えます。木地の米棚に鶏竜山窯の水指、茶器には双鶴ノ絵と久し振りの茶会をお祝いしているかのようでした。
一席十五名ほどのお客様、正客から十客様までそれぞれ違った茶碗で薄茶が振る舞われ、喜びのお声をいただきました。花入と建水は、一昨年亡くなられた五智窯の木村隆先生の作品が使われ故人を偲びました。のどかな秋の一日、待ちに待った茶会に終始話が弾み、私は水屋でその様子を窺いながら、このような茶会が思う存分できる日常が戻る事を願っておりました。
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