2019年8月20日
茶杓削り講習会
遠藤宗雅(東京不白会)
東京不白会教授者連絡会「夏期特別講習会茶杓削り」では、色々とご指導いただき、貴重な経験になりました。
実際に茶杓削りをしてみて、きちんと用途(お茶を掬える)を満たす茶杓を削るというのは本当に難しく、また竹の板の状態から、どのような茶杓を作るのか、自分なりにイメージを持つことも大変なことだと感じました。
普段、お茶会やお稽古etcで拝見をしているようで、実はしていないのだな......。と感じるとともに、茶杓やその作り手に対して改めて尊敬の念を覚えました。
茶杓の「銘」も、茶杓を作る際のイメージや、作る過程の思い等が反映されたものなのだと改めて思いました。また、家元が実際に茶杓を削る様子を拝見でき、小刀の使い方や削り方などを具体的に知ることができました。さらに、家元自ら手を入れてご指導くださった茶杓、これからどのような茶杓にするかじっくりと考えて完成させてまいります。
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