2013年1月8日
初釜報告 羅府新報から
新井社中(ロサンゼルス不白会)
季節の花で廻り花
江戸千家ロサンゼルス不白会、新井宗京社中は8日、ロングビーチ自宅の鶴林庵で初釜を催し新春を祝い、七事式の廻り花を行った。
床には江戸千家十代家元名心庵筆、『「廻り花」竹の清を切り 水の清を盛り 花の清を入れて 心の清を楽しまん』を掛けた。花入-竹花入、棚-竹台子、皆具-青磁 千舌関、濃茶器-瓢茶入 喜山造、薄器-平菊赤 金輪寺、茶杓-名心庵作 松の友、茶-星の奥 八女星野園、菓子-打菓子 諸江屋
例年のごとく、札を引き各担当を決め、正客はマーセリオ宗和、次客は藤田宗明、三客は新井宗京、東は榊原美香で七事式の廻り花を学んだ。そして、炭点(マーセリオ宗和)の後、懐石には新井宗京師の手造りのお節とお雑煮を頂き、中立。後座は濃茶点前(榊原美香)、薄茶点前(藤田宗明)の後、皆で廻し点てにて初釜を祝った。
幸い、当日は素晴らしい天候に恵まれ幸先が良い一日であった。
炉の炭点前で気持ちも温まる
新春らしい竹台子で濃茶点前
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