2012年5月27日
「世界のお茶の祭典」で茶の湯を紹介
西村宗櫛(ロサンゼルス不白会)
ナレーションで解説しながらのお点前
今年も、五月四日~二十七日まで、「Tea Lovers Festival」 〈世界のお茶の祭典〉が、ロサンゼルスのカルバーシテイで行われました。
世界各地のお茶の紹介と、お茶を使用した料理などの紹介が、毎回行われました。
五月二十七日最終日、日本のお茶の紹介として、江戸千家ロサンゼルス不白会、西村社中によりお茶会が行われました。午後三時三十分。四時三十分、五時三十分の三回。八女の星野園のお抹茶を、虎屋の干菓子と共に、大勢の外国人達がお堪能されておりました。英語のナレーションもつきましたので、皆さんお点前に興味を示し見つめておりました。飲み方の指導もあり、初めてのお抹茶を美味しそうに飲んでいました。
初めてのお抹茶
「風薫」の短冊を掛け、お花は竹の子と菖蒲が飾られました。道具の拝見では、活発に質問もありました。その後是非、茶の湯のお稽古をしたいと、若い男性がお稽古に早速来ております。日本の精神文化が伝わっているのでしょうか。アニメまんが「へうげもん」を見ている若者が意外に多いことにも驚かされます。
日本の伝統文化である茶の湯の精神が、世界に正しく伝わることを願っています。
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