西村宗櫛(ロサンゼルス不白会)
3月1日、日米文化会館主催による「ひな祭り」の行事が、同館のガーデンルームにおいて行われました。ここは室内から日本庭園「清流苑」が望まれる施設で、今後日本文化の各種紹介プログラムの開催が予定されています。今回はその先がけとしての茶会と文化ワークショップでした。
3月3日の羅府新報に、「ガーデンルームでひな祭り」と題した、1日の取材記事が掲載されていますので、そこから一部抜粋します。
また、写真は、雛人形を寄贈されたアイリーン寺川様を囲んでの茶会(同月3日)も含めて紹介します。
(羅府新報より)
「茶会は江戸千家不白会ロサンゼルス支部の西村宗櫛社中、シェルダン宗園社中が務め、琴演奏が流れる中、立礼式の3席を催した。ひな祭りをテーマに、桃や桜の花を飾り、茶碗に立雛、蓋置は「ぼんぼり」という取合せ、菓子は二人静とひなあられが振る舞われた。
第2席の点前はサンディエゴで修業に励む10歳の小関りなちゃんが務め、少女と女性が各茶会で腕前を披露する、ひな祭りにふさわしい茶会となった。
ワークショップは多くの少年少女が参加し、おりがみや塗り絵を楽しみながら日本庭園と茶会を見学するなど日本文化を体験した。」