このたびお祝いと励ましの色紙をいただき、身に余る光栄と存じます。開く間、どきどきしました。そういえば初めて大勢の前でお点前をするとき、こんな気持ちになった事を思い出しました。
単に馬齢を重ねただけなのに、本当に有り難うございました。年齢を経るたびに、一里塚だと、めでたい事などないと考えたりしますけど、こうして目の前に素晴らしい色紙を拝見しますと、勇気が湧いてきます。大切にします、生きている限り。本当にありがとうございました。
先日は「めざして百歳」の立派な色紙をいただき、早速飾らせていただいて勇気が湧いて参りました。あと六年、何としても百歳まで現役で生きたいと思います。何があっても不思議ではない年齢ですので、不安もあります。精神的にも役に立たない自分を感じて落ち込みむこともあります。でも、生かされていることに感謝をして、どんな場所に置かれても置かれた場所で咲くということを私の誕生日の四月一日に決心しました。
季節の変わり目、くれぐれもお身体十分お気を付けて下さい。
若葉の頃となりました。先日は色紙を有り難うございました。私も五月七日で九十一歳のぼけ老人になりました。一人暮らしなのでこれ以上ぼけては生活できません。娘と共に月に二回、釜を掛けてお茶を楽しんでいます。季節の道具を探し出すのも楽しい。夕方はカラオケ二、三曲。出来るだけ大きな声で……。海のまわりを手を振って散歩しています。
若葉の美しい季節となりました。
この度のお家元よりの色紙、九十歳となりました私にいろいろとお茶の世界を思い出させて下さいました。本当に有り難うございました。今後も体調のよい時には〝おけいこ〟を続けてお茶を楽しみたいと思っております。ご指導をよろしくお願い申し上げます。
遠くの山々も緑が目につきはじめました。
この度、母、中村宗好に素晴らしいお心づくしの色紙をいただきました。感動でございます。光栄でございます。母も大変喜んでおります。九十七歳のお祝いに胸いっぱいで、思い掛けないプレゼントに感謝と感激に尽きません。
母は故森田先生とご縁をいただき、茶道を通じてたくさんの友人ができました。茶席では季節ごとに様々なものを見たり感じたりし、一碗のお茶を心ゆくまで楽しんだといつも言っています。楽しい思い出がいっぱいの様です。有り難い色紙は、母と一緒に大切に大切に掛けさせていただきます。お家元の熱いエネルギーに満ちたお言葉に生きる力をいただいたようです。笑顔でございます。
この度はまあ、びっくり、宗匠お手ずからの御心のこもった色紙を頂戴して、有り難く思わず感謝の涙が溢れました。
三田先生の元でお稽古をお願いしてから六十年の月日が流れました。楽しい楽しい月日です。かつて温泉でお茶会があった時、宗匠が皆に何か書いて下さるとおっしゃって、私はお茶の扇子に「舞」と書いていただきました。お稽古には必ず持参しております。これも私のひそかな宝物です。お茶のお稽古を続けて来、四季の味わいも深くなり何て有り難い人生だろうと感謝一杯でございます。命の続く限り励みますので、ご指導の程、宜しくお願い申し上げます。
庭ではクリスマスローズと貝母が花を付けております。
先日ご来福の折は、わざわざ私のためにお時間を賜りましてありがとうございます。お部屋でお話し出来ましたことも何より幸いでございました。
そして拝見できたあの写経、もう寝た子は起きませんでしたが、私にとって無上の幸せでした。一生の最後に紫紙金字の見事な天平経なんて無上の慶びでございます。
それに亀さんの愉快な色紙(めざして百歳)まで。只今家内の祭壇に飾っております。そして私はお茶を点てては空也もなかを楽しんでおります。まことにまことに有り難うございました。
みどりの季節も一気に夏の姿に移りました。
お家元には先の月、お忙しい折お立ち寄りいただきました。また、お優しい御心遣いの色紙を頂戴いたしまして、恐縮に存じ上げます。
長い病室住まいでは、何となく外の会合には足が進みませんでした。病人の気ままと御推察くださいませ。
でも御家元のお言葉に接し、涙のにじむ感銘を受けました。お家元のお心そのままにうれしゅうございました。
目に青葉山ほととぎすの良い季節になりました。
扨、私は持病の肺炎と喘息で入院しておりました。私の寿命も後二~三年かと思っておりましたが、頂戴致しました色紙を開きますと「めざして百歳」、その下にふんわりとまあるい千年の鶴。
お家元の優しい励ましのお言葉に感動しまして、色紙をおし戴き深く頭を下げました。背筋がピンと伸びまだまだ茶道に精進していきたいと思いました。身に余る色紙、誠にありがとうございました。
この度は思いがけもなく、卆寿の記念としてお家元直筆のおことばを賜り感激の極みでございます。
お言葉の様に百歳をめざして前向きに精進して参りたいと覚悟を新たに致しました。
私は職を退いてからの入門で、歳だけは重ねましたが、まだ道半ばでございます。それでも花田先生亡きあと森宗絹先生の心からのお導きにより、多くの方々との出合いに恵まれ、お茶を楽しむ事ができるようになりました。これからは若い方の活動を蔭で支えていくことがお家元はじめお導きくださいました皆様へ報いる事と考えております。
当地もようやく桜の開花が報ぜられるようになりました。
この度は大変貴重な色紙をお送り戴きまして、ありがとうございました。百歳を目指してがんばっておりますが、中々容易ではありません。これからもがんばって研究会には出席したいと思っております。
春とはいってもまだまだ風が冷とうございます。くれぐれもお身体大切になさって下さいませ。まずは御礼申し上げます。
■不白会会員の中で、満九十歳を越えられた方に、ご希望があれば、家元より同じ色紙が進呈されます。どうぞ、お申し出ください。